久方ぶりの快晴です。気温も左程低くなく気持のいいウォーキングになりました。今日は西武鉄道のウォーキングイベント「第26回奥武蔵ハイキング 風の道・武甲の里を歩く」です。
午前9時に「芦ヶ久保駅」をスタート。秩父地方は盆地のため寒暖の差が激しく、紅葉も大分里まで降りてきていました。しかし、今日は朝から陽光が燦燦と差して暖かな気候です。
以前にも何度か歩いた道ですが、何度歩いても「源寿院」前後の急坂には閉口します。今回も「琴平神社」までの急勾配には相当の汗を搾り取られ、ジャケットと帽子と手袋をついに脱ぎ捨てます。ザックとベルトにジャケットと帽子と手袋をぶら下げ、おまけに首からはカメラをぶら下げた、何とも格好の悪いウォーカーと相成ったのでした。
暫く山道を歩き「風の道」と呼ばれる尾根道に入ると、木々の間から爽やかな青空と秩父の名峰「武甲山」が眺められ、澄んだ空気の美味しさと相俟って気持の良いウォーキングとなりました。
当然のことながらこの季節、花と呼ばれるものは家庭の花壇に咲く花程度で、山道では一切見かけることはありませんでしたが、それ以上に鮮やかな紅葉が目を楽しませてくれました。
そうこうするうちに6番札所「卜雲寺」、7番札所「法長寺」を巡り、芝桜で有名な「羊山公園」へ向かいます。「羊山公園」からは秩父市街が一望の下に見渡され、奥秩父の山並みもくっきりと眺めることができました。
その後秩父市街に下り、丁度お昼ごろに西武秩父駅にゴールしたのでした。が、帰るにはまだ早すぎるし、帰っても粗大ごみになるだけですから、2時間後の特急電車を予約して駅周辺をぶらぶらしていました。しかし、ぶらぶらするって案外お金がかかるものですね(笑)。