週末の荒天のため、参加しようと思うイベントが二転三転しましたが、雪を伝える秩父の山歩きを断念し、暖かい湘南の地を歩くことにしました。今回は湘南ふじさわW協会主催のイベント「湘南の海風山風ウォーク2005」です。
このイベントは2日間に渡って開催されるイベントで、19日の湘南海岸に沿って歩く「海風」コースと20日の引地川の流れに沿って内陸部を歩く「川風」コースの二つに分かれています。さらにそれぞれが8キロ(20日のみ)から30キロまでのコースに分かれ、自分の体力に合わせて好きなコースを選択できることになっています。私は二日酔いで若干体調も優れなかったので20キロの「川風」コースに参加することにしました。
集合場所の藤沢市奥田公園には推定300人?の老若男女が三々五々集まってきます。前日の冷え込みもどこへやら、曇っているものの若干暖かく、中にはショートパンツ姿のウォーカーも現れる始末です。
コースはまず奥田公園から境川に沿って南下し湘南海岸を目指します。綺麗な川ではありませんが、水鳥たちが羽を休めている姿を眺めながらのんびりと歩きます。山本公園で第1回目のチェックを受けた後、道は湘南海岸へ抜けます。湘南海岸からは国道134号線に沿って左手に江ノ島を眺めながら鵠沼(くげぬま)海岸方面に足を進めます。鵠沼橋を渡るとコースは右折し引地川に沿って北上するコースに変わります。鵠沼は湿地が多く、そこに「鵠(くぐひ)」(白鳥の古名)が多く飛来していたことから「鵠沼(くげぬま)」という地名になったと言われています。なるほど白鳥こそ見かけませんでしたが、いたるところで水鳥が戯れている姿を見ることができました。
この区間はかなりの長丁場の歩きとなり、第2のチェックポイントである「大庭(おおば)親水公園」に着いたのが2時間半後の11時半でした。若干の食料でお腹を満たしタバコを燻らせると再びコースに戻ります。ここは20キロコースと30キロコースの分岐点でもあり、私は右折して20キロコースを進むことにします。
ここから暫くは小高い丘陵歩きとなり、息を弾ませながらアップダウンを繰り返します。丘陵上にある善行(ぜんぎょう)地区には大きな公団団地があり、数多くの公共の体育施設も集中しており、また全国レベルのクラブ活動で有名な藤沢翔陵(しょうりょう)高校もあって、コースの中では藤沢駅前を除いて唯一活気のある場所でした。
善行地区を抜け丘陵を下りきると再び最初の境川にぶつかります。ここを右折し後は境川に沿って淡々とゴールを目指すことになります。
楕円形のコースを1周し再びゴールである奥田公園に戻ってきたのが4時間半後の13時半でした。奥田公園では藤沢市健康課後援、健康づくり普及推進団体「健康ふじさわ」による各種健康測定(体脂肪率、脈拍・心拍数、握力、ニコチン度など)が開催されており、併せて藤沢市レクリエーション協会所属、レクリエーション支援者「ゆう」の支援によるゲームコーナーも併催されていて、湘南ふじさわW協会の本ウォーキングに対する並々ならぬ意気込みを感じることができました。
私も健康測定を勧められましたが、愛煙家の私がこの測定を受けると何を言われるか結論が分かっていたので、遠慮して早々にその場を離れ、物陰で運動後の1本をこっそりゆっくり燻らせたのでした(笑)。
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