小田急電鉄主催 のんびりハイク&ウォーク
「中伊豆・神秘の天城八丁池コース」

詳細地図はこちらから(国土地理院提供)


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スライドショウの開始
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寝過ごして「小田原駅」を通過。隣の「早川駅」で折り返しの電車を待っています。
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「小田原駅」に戻って「天城峠」行きの観光バスに乗り込みます。
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ガイドさんの説明をよく聞いて。ゲームまでやらされました。
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「亀石峠」のドライブインでトイレ休憩です。
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「天城峠」バス停前の標識です。ここからスタートします。
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「旧天城トンネル」に向かいます。コース中最大の急斜面が待っています。
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「旧天城トンネル」です。コースはここをくぐらず右側に迂回します。
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「イチリンソウ」です。
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つづれ折りの急な坂道を。
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「天城峠」、830b地点です。
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「タチツボスミレ」です。
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「天城縦走路」です。この先、左側が谷底に落ち込んだ細い道をトラバースすることになります。
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目の前が開け、「わさび田」が目に飛び込んできました。
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雨の後だけ水が流れる「枯れ川」を歩きます。
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「ヤマザクラ」でしょうか。
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かなり辛い長丁場の上りを克服し、やっとの思いで見晴台に到着です。
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この方向に「富士山」が見える筈なのですが。
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「八丁池」の全容です。鳥のさえずりと風のささやきが心地よいです。
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「天城山縦走路」の案内図です。
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さあ「八丁池」に到着しました。
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「八丁池」は標高1173mにある天城火山の火口湖です。
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天然記念物のモリアオガエルの生息地として知られていますが、今はあまり見ることができないそうです。
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時間は丁度お昼時。ほとんどの方がここで昼食を取っていました。
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空気が爽やかで心地よい暑さです。
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私もお握り2個で昼食を。
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池畔にも「ヤマザクラ」が。
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「馬酔木(あせび)」の群生がありました。
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昼食も終わり、「水生地(すいしょうち)」方面へ下ります。
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鳥のさえずりと木々のささやきだけの静かな御幸(ぎょうこう)歩道歩きです。
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途中で煙草タイムを。周りにはだれもいません。静かに時間が流れています。
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「水生地下(すいしょうちした)」バス停を目指して歩きます。
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途中「伊豆の踊り子」の碑が。
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さあ、ここがコースの最終端。道路を渡ればゴールです。
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「水生地下」バス停です。
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お疲れ様でした。ゴール受付です。
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鮮やかな八重桜が。
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このバスで再び「小田原駅」まで戻ります。
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途中「浄連の滝」でトイレタイムです。
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花の名前が分かりません。
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これをやりたいが為に、またロマンスカーに乗りました。

 ゲ〜ッ!、寝坊してしまいました!。二日酔いで頭が朦朧としています。顔も洗わず歯も磨かず髭も剃らず、取るものも取り敢えず家を飛び出しました。今日は小田急電鉄主催ののんびりハイク&ウォーク「中伊豆・神秘の天城八丁池コース」です。

 東海道線静岡行きに飛び乗ると、座れたのが幸か不幸か、二日酔いの疲れで寝入ってしまいました。目が覚めたのは電車が目的地の「小田原駅」に到着しドアが閉まる寸前でした。やってしまいましたが、慌てふためいても仕方ありません。次の停車駅で折り返すことにし身支度を整えていると、運よく隣の「早川駅」で下車できたので、上り電車を待って「小田原駅」へとUターンをしたのでした。特急だったら「静岡」辺りまで行ってしまっていたかも知れません。

 「小田原駅」に戻って受付を済ませると、主催者が準備したバスに分乗して満車の順に「天城峠」を目指します。本日の参加者は700数十名とのこと。天気は良いのですが、道中「富士山」は全く姿を見せてくれません。スタート地点の「天城峠バス停」に到着したのは「小田原駅」を出発してから2時間後でした。

 「天城峠バス停」脇からいきなりコースは始まります。ここからまず「旧天城トンネル」へと向かいますが、かなりの急勾配の連続です。もう既にTシャツは汗で背中にベットリと張り付いています。「旧天城トンネル」で呼吸を整えると更に「天城峠」を目指してつづれ折りの道を息を切らせて登ります。「天城峠」を過ぎると道は若干平坦になりホッと一息つく余裕が出てきます。

 ところが、そう思ったのも束の間、道は天城山脈の縁をトラバースする「天城山縦走路」に入っていきます。ちょっとでも足を踏み外そうものなら左側の切れ込んだ深い沢に転落しそうな細い道が随所に見られます。見ないようにしていても、沢側の様子がどうしても目に飛び込んできて体がこわばり腰が引けているのが自分でも分かります。所々足の置き場も無いように崩れ落ちた箇所もあり慎重に足場を作りながら進みます。そのような冷や汗ものの歩きが40分ほど続きました。

 「大見分岐点」辺りからは今度は木の根が露出したかなり歩き辛い急勾配の山道が始まります。疲れもピークに差し掛かり、足が上がらず木の根に足を取られよろけます。歩みもかなりのロースピードになっているのが分かります。頂上はすぐそこに見えているだけになかなか距離が稼げず焦りを感じてしまいます。

 難儀しつつも、やっとのことで最高点「八丁池見晴台」に到着しました。ここの標高が約1200メートル。「天城峠バス停」が約650メートルですから標高差約550メートル 。久しぶりの山歩きらしい山歩きでした。しかし、期待していた「八丁池見晴台」からも「富士山」は春霞のためか全く見ることが出来ずチョッと残念な結果になりました。

 「八丁池見晴台」から若干下ると目的地の「八丁池」です。「八丁池」は標高1125メートルにある天城火山の火口湖で、周囲がスズタケに覆われているので別名「アオスズの池」とも呼ばれています。「八丁池」の名は、周囲が八丁(約870メートル)あるところからこの名があり、天然記念物「モリアオガエル」の棲息地としても知られています。

 「八丁池」に到着したのが丁度お昼時です。池の周りでは参加者が三々五々お弁当を広げています。私も池畔に腰を下ろすと若干の食料でガソリンの補給をしたのでした。

 15分ほど休んで腰を上げ、復路は昭和天皇も歩かれた「御幸(ぎょうこう)歩道」をゴール地点の「水生地下(すいしょうちした)」目指して下ります。この辺りになると参加者もバラバラで私一人がぽつねんと歩いているシーンが多くなります。木漏れ日射すブナの林の中を歩いていると、鳥のさえずりと風のささやきが優しく語りかけてくれます。自然の恵みに感謝しつつ歩いているうちに約1時間半で「水生地下バス停」にゴールしてしまいました。そこから待機していた復路の送迎バスに乗り込み、解散場所の「小田原駅」に向けて再び2時間のバスの旅がスタートしたのでした。

 今回は咲き乱れる春の花々の饗宴こそ見られませんでしたが、それでも普段の里山歩きでは得られない豊かな自然に触れることができ、かなり満足した山歩きとなりました。願わくば季節を変えて再度訪れてみたいと思っています。

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