富士急「三つ峠駅」に着いたのが8時21分。雨の中スタッフは準備に余念がありません。
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冷たい雨が受付テントを叩いています。
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スタートすると様々な花が。まずは「フジ」の花がお出迎えです。
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小さな花が丸くかたまって咲いています。「コデマリ」の花です。
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旗竿のようなまっすぐな茎にびっしりと花を付けます。「ハタザオキキョウ」の花です。
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これは分かりません。園芸品種なのでしょうか。
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海岸近くに分布する「センダイハギ」が何故か内陸部に。
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「ミヤコワスレ」の花です。順徳上皇が佐渡に流された時、この花をみて「都のことを忘れることができる」と言ったのが名前の由来です。
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「桂川」沿いに目的地を目指します。まだ霧雨が降っています。
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「エンドウ豆」の花が可愛かったので。
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「馬酔木(アセビ)」かと思いましたが「ドウダンツツジ」でした。よく似ています。
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「クマガイソウ」群生地入口です。対面のテントの下で靴裏の消毒を施してから入山します。
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若干の山登りを体感した後、いよいよ「クマガイソウ」の群生地に入ります。
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こんなに間近に見るのは初めてです。
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野生種はほぼ見られなくなったそうです。
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面白い葉と花の形ですね。
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華麗な花ではありませんが、一生懸命咲いている姿は健気です。
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絶滅危惧種とは寂しい限りです。涙雨でしょうか。
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全て同じ方向を向いて咲くのも面白いものです。
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これらの花を採取し生業にしている業者の精神にはお金の花に見えるのでしょうか。
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篤志家の手に守られて、元気な姿をまた見せて欲しいものです。来年は5万本になっていることを。
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葉の形からして「コミヤマスミレ」のようです。
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「ホトケノザ」です。春の七草の「ほとけのざ」と同じ名前ですが、こちらは葉が仏の蓮華座に似ていることからついた名前の野草(雑草)です。
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途中人懐っこい猫ちゃんが擦り寄ってきました。
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見事な藤棚ですが、賑やか過ぎて。
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「浅間神社」に立ち寄りお参りを。
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富士忍野村で見られるような湧水がありました。
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道端に咲いていても、これは園芸品種の「オダマキ」のようです。
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雨は上がりましたが、水墨画のような風景が美しいです。
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対面は「三つ峠山」。まだまだ厚い雲の中です。
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「三つ峠グリーンセンター」に到着です。左側が「三つ峠山」への登山道となっています。
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「三つ峠山」への登山案内図です。誇張されてるとは言えこの急斜面。絶句です。
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センター正面玄関前で一休み。この小父さんは始終自転車で回っていました。地元の方でしょうか。
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「ハナミズキ」が華麗でした。ガスっている「三つ峠山」を背景に。
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「三つ峠山」のガスがだんだん取れてきました。
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「センター」から「三つ峠山」登山道方面に若干足を延ばすと「シバザクラ」の群生がありました。
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真ん中にある星型の白い線が蛍の光を連想させることから「ホタルカズラ」と呼ばれているつる性植物です。
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「三つ峠」。一説には全山に湧水が豊富なことから、「水峠」からきた呼び名であるとも言われているそうな。
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空は晴れ渡ってきました。「三つ峠山」山頂も間も無く姿を現すことでしょう。
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最初は気がつきませんでした。ふと右手を見やるとそこには・・・!!!。
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雨で空気が澄んで、輪郭もくっきり姿を見せてくれています。
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期待してなかった「富士山」だけに、感動ものでした。
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全てのガスも消え去り、くっきりと「三つ峠山」山頂が。
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ゴール受付です。電車の関係でスタート間隔が開いているのでのんびりとしています。
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駅前のお土産屋さんも出店を出して商売中です。
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さあ、帰ることとしましょうか。何故かしらカメラが傾いています。
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2両編成の車窓からカーブに差し掛かった風景を撮ってみました。
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さあ、「大月駅」が見えてきました。戦国時代武田氏に属した小山田氏の城郭「岩殿城跡」がある「岩殿山」です。駅前にいきなりの岩山でビックリします。
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