箱根「金時山」トレッキング
年月日 2005/08/13(土)
天候 曇り時々晴れ
場所 静岡県駿東郡小山町金時山
ルート 乙女峠バス停→(40分)→乙女峠→(20分)→長尾山→(50分)→金時山→(15分)→矢倉沢峠分岐→(15分)→公時神社→(40分)→金時登山口バス停→(15分)→強羅→(20分)→大涌谷→(50分)→箱根湯本駅                                    所要時間4時間30分(交通機関待ち&休憩時間含まず)
その他 大涌谷はケーブルカー、ロープウェイを利用したため参考にはならないと思いますが、金時山はとっつきから急勾配の山道が続きます。特に長尾山から一旦下って金時山へ登り返す山道は、急勾配の上、滑り易い切り立った岩場を登り切る必要があります。細心の注意を払って登らないと危険です。

詳細地図はこちらから(御殿場市提供)


戻る

スライドショウの開始
img0000.jpg
乙女峠登山口です。雑草が生い茂り荒れています。
img0001.jpg
乙女峠です。ここに番所があり旅人の足を止めさせたことから「御留峠」(おとめとうげ)とよばれ、それが乙女峠に転訛したらしいです。
img0002.jpg
富士山の眺望が素晴らしい所ですが、ご覧の有様です。
img0003.jpg
乙女峠で金時山方面と丸岳方面に山道は分岐します。
img0004.jpg
乙女峠にある茶店?の番犬です。
img0005.jpg
ウツボグサです。花の形が弓矢を入れる靫(うつぼ)に似ているので付いた名前です。
img0006.jpg
長尾山山頂です。木々が生い茂り眺望は良くありません。
img0007.jpg
さあ、ここから金時山登山のスタートです。そう見えませんが、かなりの急勾配なんです。
img0008.jpg
金時山登山道の途中から。芦ノ湖と大涌谷が見えます。
img0009.jpg
シモツケソウです。いたるところで花を咲かせていました。
img0010.jpg
金時山頂上直下から。仙石原が見えますが、雲が切れないのが残念です。
img0011.jpg
さあ、いよいよ金時山頂上です。標高は1213mあります。
img0012.jpg
金時茶屋です。金時娘とは金時茶屋の元気な女将さん(70代?)のことですよ。
img0013.jpg
これが有名な「金時そば」。暑い日でしたが暖かいそばが美味しかった。
img0014.jpg
金時山を下り矢倉沢峠から金時山を振り返ります。
img0015.jpg
夏の花でおなじみのホタルブクロです。
img0016.jpg
反対側の金時山登山口に下山しました。周辺は仙石の高級住宅街です。
img0017.jpg
仙石のバス停から大涌谷を目指します。
img0018.jpg
早雲山からのロープウェイ上から。彼方に先程登った金時山が見えます。
img0019.jpg
大涌谷の噴煙地です。真夏のような暑さと噴煙の熱さでムンムンとしています。
img0020.jpg
雲も切れて暑い日ざしが降り注いでいます。
img0021.jpg
帰りのロープウェイ上からの谷の様子です。
img0022.jpg
早雲山からはケーブルカーで強羅に戻ります。
img0023.jpg
いつもの旅の友です。今回は黒たまごが加わりました。黒たまごはまだザックの中です。

 久しぶりの山歩きです。最近は土日と所用が多く、若干鈍った脚力に不安を感じながらも「箱根金時山、大涌谷トレッキング」に出かけてみました。

 早朝6時半に新宿を出た小田急箱根高速バスは、お盆休みの渋滞に手こずりながらも、約80分遅れの9時45分に「乙女峠登山口」バス停に到着しました。

 土曜日と言うのにここから登る人は私と別の家族連れ1組しか見かけません。お盆ですから仕方ありませんがチョッと寂しい感じがします。山道は最初からかなりの急勾配が続きます。今にも降り出しそうな空模様ですが、どうにか持ち堪えているような曇天で蒸し暑い空気が漂っています。登るほどに汗が吹き出し、吸水力を超えたバンダナからは汗が滴り落ちます。

 登ること40分ほどで「乙女峠」に到着します。通常であればここからは素晴らしい眺望の富士の山が見えるのですが、生憎の曇天で何も見えません。滴る汗を拭い一服燻らせると先を急ぐことにします。

 足場は更に斜度を増し、息を切らせて「長尾山」山頂に到着します。相変わらず「富士山」は見えませんが、腰を下ろし煙草を燻らせていると、赤とんぼ、鬼ヤンマなどの秋の昆虫があちこちに飛び交っています。暑さはまだまだ夏のそれですが、山にはもう秋の訪れが近づいているようです。

 山道は一旦「長尾山」を下ります。長い下りが終わると、目の前に目的の「金時山」の登り口が姿を現します。ここからは、いきなり半端ではない岩場の急登が始まります。張られた鎖を頼りに岩場をガッシと掴んでの真剣な岩場との戦いです。このようなスリリングな岩場登りを何度と無く繰り返し、頭から爪先まで汗みどろになりながら、「長尾山」を出て約50分で目的の「金時山」山頂に到着します。

 時刻は丁度11時半です。頂上にある有名な「金時茶屋」で「金時そば」を注文すると、眼下の「仙石原」や「芦ノ湖」や「丸岳」の眺望を眺めながら暫しの休息を楽しんだのでした。

 15分ほど休んだ後、反対側の登山口「金時山登山口」を目指して下りに転じます。上りが急勾配であれば下りも当然急勾配です。苔むした岩場や木の根が露出する歩き辛い山道を細心の注意で下ります。

 冷や汗物の下りを約1時間体感すると、仙石地区にある「金時山登山口」へ飛び出します。休む間も無く仙石の高級住宅街の中を抜け仙石バス停へ急ぎます。ヘトヘトになりながらも、ここからは山登りではありませんがもう一つの目的地「大涌谷」を目指すことにします。

 「仙石」からバスで「強羅」へ、「強羅」からケーブルカーで「早雲山」へ、「早雲山」からロープウェイで「大涌谷」へ。雲も切れ真夏の暑い日ざしが降り注ぎます。しかし、富士山は依然としてぶ厚い雲の中です。40万年前の火山活動の名残りを今に伝える「大涌谷」の噴煙地を巡って名物「黒たまご」を購入します。ゆっくり眺望を楽しみたかったのですが、帰りの電車もお盆の混雑が予想されるため、早々に帰路に付くことにしました。

 逆コースを辿り「強羅」から箱根登山鉄道で「箱根湯本」へ戻ると、小田急ロマンスカーで家路に付いたのでした。今回の旅の友「黒たまご」と缶チューハイの組み合わせも、いつもの小田原名物「かまぼこ」と違って乙なものでした。

戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送