年月日 2005/08/13(土) 天候 曇り時々晴れ 場所 静岡県駿東郡小山町金時山 ルート 乙女峠バス停→(40分)→乙女峠→(20分)→長尾山→(50分)→金時山→(15分)→矢倉沢峠分岐→(15分)→公時神社→(40分)→金時登山口バス停→(15分)→強羅→(20分)→大涌谷→(50分)→箱根湯本駅 所要時間4時間30分(交通機関待ち&休憩時間含まず) その他 大涌谷はケーブルカー、ロープウェイを利用したため参考にはならないと思いますが、金時山はとっつきから急勾配の山道が続きます。特に長尾山から一旦下って金時山へ登り返す山道は、急勾配の上、滑り易い切り立った岩場を登り切る必要があります。細心の注意を払って登らないと危険です。
久しぶりの山歩きです。最近は土日と所用が多く、若干鈍った脚力に不安を感じながらも「箱根金時山、大涌谷トレッキング」に出かけてみました。
早朝6時半に新宿を出た小田急箱根高速バスは、お盆休みの渋滞に手こずりながらも、約80分遅れの9時45分に「乙女峠登山口」バス停に到着しました。
土曜日と言うのにここから登る人は私と別の家族連れ1組しか見かけません。お盆ですから仕方ありませんがチョッと寂しい感じがします。山道は最初からかなりの急勾配が続きます。今にも降り出しそうな空模様ですが、どうにか持ち堪えているような曇天で蒸し暑い空気が漂っています。登るほどに汗が吹き出し、吸水力を超えたバンダナからは汗が滴り落ちます。
登ること40分ほどで「乙女峠」に到着します。通常であればここからは素晴らしい眺望の富士の山が見えるのですが、生憎の曇天で何も見えません。滴る汗を拭い一服燻らせると先を急ぐことにします。
足場は更に斜度を増し、息を切らせて「長尾山」山頂に到着します。相変わらず「富士山」は見えませんが、腰を下ろし煙草を燻らせていると、赤とんぼ、鬼ヤンマなどの秋の昆虫があちこちに飛び交っています。暑さはまだまだ夏のそれですが、山にはもう秋の訪れが近づいているようです。
山道は一旦「長尾山」を下ります。長い下りが終わると、目の前に目的の「金時山」の登り口が姿を現します。ここからは、いきなり半端ではない岩場の急登が始まります。張られた鎖を頼りに岩場をガッシと掴んでの真剣な岩場との戦いです。このようなスリリングな岩場登りを何度と無く繰り返し、頭から爪先まで汗みどろになりながら、「長尾山」を出て約50分で目的の「金時山」山頂に到着します。
時刻は丁度11時半です。頂上にある有名な「金時茶屋」で「金時そば」を注文すると、眼下の「仙石原」や「芦ノ湖」や「丸岳」の眺望を眺めながら暫しの休息を楽しんだのでした。
15分ほど休んだ後、反対側の登山口「金時山登山口」を目指して下りに転じます。上りが急勾配であれば下りも当然急勾配です。苔むした岩場や木の根が露出する歩き辛い山道を細心の注意で下ります。
冷や汗物の下りを約1時間体感すると、仙石地区にある「金時山登山口」へ飛び出します。休む間も無く仙石の高級住宅街の中を抜け仙石バス停へ急ぎます。ヘトヘトになりながらも、ここからは山登りではありませんがもう一つの目的地「大涌谷」を目指すことにします。
「仙石」からバスで「強羅」へ、「強羅」からケーブルカーで「早雲山」へ、「早雲山」からロープウェイで「大涌谷」へ。雲も切れ真夏の暑い日ざしが降り注ぎます。しかし、富士山は依然としてぶ厚い雲の中です。40万年前の火山活動の名残りを今に伝える「大涌谷」の噴煙地を巡って名物「黒たまご」を購入します。ゆっくり眺望を楽しみたかったのですが、帰りの電車もお盆の混雑が予想されるため、早々に帰路に付くことにしました。
逆コースを辿り「強羅」から箱根登山鉄道で「箱根湯本」へ戻ると、小田急ロマンスカーで家路に付いたのでした。今回の旅の友「黒たまご」と缶チューハイの組み合わせも、いつもの小田原名物「かまぼこ」と違って乙なものでした。
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