晩秋の龍王峡ハイキング
年月日 2005/11/19(土)
天候
場所 栃木県塩谷郡藤原町
ルート 川治湯元駅→(10分)→運動公園→(5分)→あじさい公園→(30分)→小網ダム→(30分)→浜子橋→(50分)→白岩半島→(30分)→むささび大橋→(25分)→虹見橋→(10分)→龍王峡駅                                    歩行距離8`、所要時間3時間10分(休憩時間含まず)
その他 遊歩道が整備されており、迷うことなくのんびりと歩けるでしょう。紅葉の季節は相当の人出で、細い山道でのすれ違いに難儀する場面もありそうです。整備されてるとは言えど事故の無いように慎重に足場を選んで歩きましょう。

詳細地図はこちらから(東武鉄道提供)


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スライドショウの開始
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高架下の小さな「川治湯元駅」です。小雪が舞っています。
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受付場所の運動公園の脇の鮮やかな紅葉です。
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9時15分。スタッフミーティングの開始です。
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9時15分にはまだこの程度でしたが、10時間近にはこの公園をはみ出るくらいに。
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頭上を走る野岩(やがん)鉄道とトンネルです。無機質なコンクリと対照的に紅葉が綺麗ですね。
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紅葉のグラデーションと緑のコントラストが何とも言えませんね。
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「黄金橋」を渡り「小網ダム遊歩道」に入ります。
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静かな「小網ダム」の水面と紅葉です。
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一際鮮やかな紅葉でした。
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今年は色付きが悪いと言いますが、どうしてどうして。
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若干のアップダウンがありますが、大したことはありません。
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「小網ダム」にせき止められた「鬼怒川」と紅葉です。
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木漏れ日が眩しい遊歩道です。
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先頭のご婦人、頑張って〜!。
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「小網ダム遊歩道」が終わり山里へ。暖かな日差しと野の仏たち。
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「龍王峡遊歩道」に入ります。暫くは舗装道路歩きです。
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う〜ん、こちらの山も見事です。
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「逆川第三トンネル」です。三連荘のトンネルになっています。
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「逆川第二トンネル」付近から。日本ならではの秋の美しさですね。
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「逆川第一トンネル」手前で「鬼怒川」の水辺まで下るコースになります。
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これも絶景でした。水、紅葉、岩の織り成す自然の造形美です。
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下りきったら再び元の道へ登り返します。
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ここにも一際鮮やかな紅葉が。
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「浜子橋」を渡って進みます。
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今度は「鬼怒川」は右手に。暫くは舗装道路です。
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もう半分以上来たようです。
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ここいら辺りは道が狭くなっています。
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岩場では防護策も設えてあります。
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南斜面と北斜面では紅葉の色付きが異なりますね。
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「白岩半島」辺りで休憩する方々です。
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ここは「大観」と言います。ここに立つと視界いっぱいに、さまざまな表情の岩々が広がります。
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「むささび橋」を渡ると終盤に差し掛かります。「白龍ガ淵」と「青龍ガ淵」の奇岩怪石を展望できる橋です。
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白色に近い流紋岩が多いことから、「白龍ガ淵」と命名されています。
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火山爆発による溶岩の上に、火山灰が堆積してできた緑色凝灰岩が、岩の色を青色に見せ「青龍ガ淵」と呼ばれています。
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「むささび大橋」から「虹見橋」までの間は、木道が敷かれた湿地帯となっています。
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これを下ると「虹見橋」です。ゴールも間近です。
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太陽光線が当たると虹がかかることから、「虹見の滝」と名付けられたそうです。
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「虹見の滝」を上方から。
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ゴール受付です。今日の参加賞は「スポーツボトル」でした。
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駅前は数多くの土産物店が軒を並べていました。
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「龍王峡駅」からの鮮やかな眺めです。
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一軒の土産物店で反省会を。このほか、「鮎の塩焼き」と「熱燗」も注文しました。
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本当に小さな小さな「龍王峡駅」でした。
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「新藤原」から特急「ゆのさと」に乗り換え、再び反省会を。

 久しぶりのウォーキングです。天気予報では川治温泉方面は最高気温が5℃とか。完全防寒の重装備で出かけてみることにしたのは、東武鉄道のイベント「晩秋の龍王峡ハイキング」です。

 浅草発6時20分の快速電車は始発時は大した混雑でもありませんでしたが、途中の駅から乗り込んでくるハイキング客でいつしか立錐の余地も無いほどの混雑振りです。私は始発時から席を確保し、立っている方には気の毒ですが、終点まで長時間の惰眠を貪っていたのです。が、2時間半もの硬いシートでのうたた寝は事のほか辛いものでした。

 野岩(やがん)鉄道会津鬼怒川線「川治湯元駅」に着いたのが8時58分です。なるほど天気予報の予想通りかなり寒く、晴れてはいるものの小雪が舞っています。受付は駅から歩いて5分程度の運動公園です。通常、参加者が長蛇の列をなすようになると若干早目のスタートが切られるのですが、今回は10時まで横殴りの雪が降る寒々とした運動公園で約1時間待たされます。

 スタートが切られると「黄金橋」を渡り左手に「小網ダム」を眺めながら「南平山」の裾野を歩く山道に入ります。この地もご他聞に漏れず紅葉の色付きが遅れており、燃えるような鮮やかな紅葉は数えるほどです。それでも時折目を奪われるような鮮やかな紅葉にお目にかかることがあり、暫し足を止めてカメラを向けます。

 コースは「小網ダム」に沿った若干アップダウンのある山道ですが、左程急勾配ではなく、老若男女誰しも気軽に歩ける穏やかな山道です。それでも汗っかきの私は歩くほどに汗が噴出してきます。「小網ダム」を過ぎ「龍王峡遊歩道」に入る手前で厚手のジャケットを脱ぎ捨て、フリースのジャケットだけで歩くことにします。しかし、汗を掻いた肌着に晩秋の風は事のほか冷たく、タオルをマフラー代わりに首に巻いて歩きます。

 暫く歩くとトンネルが連続する舗装道路に入ります。最初の「逆川第三トンネル」を抜けると目の前に「鬼怒川渓谷」と紅葉の山並みが織り成す大パノラマが広がり、参加者のカメラの放列がこれを狙います。次の「逆川第二トンネル」を抜けるとコースは左手に折れ、鬼怒川の水際まで降りる遊歩道となります。かなりのアップダウンがあり道もぬかるんでいますが大したことはありません。鬼怒川の水際まで下り、登り返すと再び元来た道に戻ります。

 コースは「浜子橋」を渡ると今度は「鬼怒川」を右手に眺めながら歩く遊歩道になります。「鬼怒川」が大きく蛇行する「白岩半島」付近では河原に下りて早目の昼食を取る方々が増えてきます。 私はゴールしてから昼食にすることにし先を急ぎます。

 あとは黙々と「鬼怒川」に沿って歩くだけですが、余りもの人の多さには閉口します。本イベントの参加者の他、様々なグループや家族連れが紅葉見物に大挙押し寄せて、狭い遊歩道はそれこそ随所で交通渋滞です。その上、ご婦人方の歩くペースがかなりのんびりとしているので、そこかしこでも交通渋滞です。眼に余る遅さなので失礼ながら道幅の広いところで何度か追い越しをかけてしまいました。

 眼下の深い渓谷の奇岩と紅葉の織り成す美しいコントラストを眺めながら「むささび大橋」を渡るともう終盤です。ここからゴール直近の「虹見橋」までは木道が敷かれ、春になると相応の湿生植物が繁茂するのではと思われるような湿地帯になっています。この観光客の多さにこの自然が枯渇することのないよう願わずにはいられませんでした。

 さて、「虹見橋」を渡り、大汗を掻いて小山を一登りすると、目の前にゴールの「龍王峡駅」が現われます。スタートの「川治湯元駅」もこの駅も、栃木県と福島県に路線を有する第三セクター方式の野岩(やがん)鉄道株式会社のローカル駅です。しかし、小さな「龍王峡駅」に比べて周辺の土産物店の数は多く、活気に溢れています。私はその中の一店に入り、電車の時間まで「鮎の塩焼き」と「熱燗」で完歩を労い、帰りは野岩鉄道で「新藤原駅」まで一駅進んで、そこから東武特急「ゆのさと」に乗り換えて浅草を目指したのでした。
 

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