長尾峠、芦ノ湖展望公園より
仙石原、芦ノ湖を望む絶景コース
年月日 2005/12/03(土)
天候 曇りのち晴れ
場所 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
ルート 箱根湿生花園→(60分)→長尾峠入口→(50分)→長尾峠→(60分)→芦ノ湖展望公園→(45分)→湖尻水門→(25分)→桃源台                                    歩行距離8`、所要時間4時間00分(休憩時間含まず)
その他 長尾峠登り口までは穏やかなかな探勝道歩きですが、登山道に入ると様相が一変します。峠までの急勾配の登りと、その後の尾根道の急なアップダウンの連続に相当の体力を消耗することでしょう。ただし、天気が良ければ、箱根外輪山の山並みと、富士山の凛々しい姿にきっと癒されることでしょう。

詳細地図はこちらから(箱根町観光協会提供)


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スライドショウの開始
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足柄SAから画像はスタートです。ここまでとここから先は寝ていたもので。
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箱根湿生花園駐車場からスタートです。正面に「丸岳」が眺められます。
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ススキの穂と「台ヶ岳」。「台ヶ岳」の裾野がススキの原で有名な「仙石原」になっています。
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さあ、ここからが探勝歩道です。暫くは瀟洒な家並みの中を歩きます。
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家並みが途切れ、穏やかな雑木林の道に入っていきます。
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「マユミ」の実がまだたわわに実っていました。
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落ち葉を踏み締めながらの気持ちの良いウォーキングです。
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「早川」の流れです。正面に「金時山」が見えます。
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篠竹のトンネルです。箱根西麓にはこのような群生が多く見受けられます。
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ここから若干の登りになりますが、大したことはありません。
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「箱根山」の裾野部分を歩きます。篠竹の数は半端じゃありません。
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「台ヶ岳」と「仙石原」が左手に見えます。右手には「大涌谷」も見えますね。
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まだまだここら辺りはのんびりと歩ける探勝歩道です。
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さあ、ここから「長尾峠」に向かう山道が始まります。
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直登気味の急登の連続は相当に体力を消耗し、幾度と無く休息を取ります。
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標高差僅か220bですが、勾配がきついためかなりの辛さです。
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木の根が露わになった登山道で、歩き辛いことこの上ありません。
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「長尾峠」に着きました。かなりの寒さです。
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展望台からの眺めです。左に「台ヶ岳」、正面に「駒ヶ岳」と「大涌谷」が眺められます。右端には「芦ノ湖」も見えてきました。
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「長尾峠」の茶店です。暖を取ってる方も多いようです。
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「長尾峠」から更に急登を登り尾根道に出ます。
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暫くは穏やかな尾根道が続きます。眼下に「箱根スカイライン」が見えます。
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富士山が姿を見せてくれていました。雲が取れないのが残念です。
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アップで狙ってみました。登山道がジグザグに見えますね。
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尾根道の木々の間から狙ってみました。まだまだ雲が切れません。
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「芦ノ湖」が大分近づいてきました。急坂を下ります。
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尾根道西側です。「愛鷹山」が正面に、左端には「沼津」の海が見えます。
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尾根道東側です。「芦ノ湖」がだんだんと大きさを増してきました。
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尾根道は急なアップダウンの繰り返しです。足への負担も相当なものです。
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「富士見ケ丘展望公園」より。左側に「金時山」、中央に「明神ヶ岳」が見えます。右手の丸い山は「台ヶ岳」です。
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大分雲が取れてきました。大きな山容の左から「大涌谷」「冠ヶ岳」「神山」「駒ヶ岳」と連なっています。
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西側に目を移すと再び富士山が。相変わらず雲が取れそうにもありません。
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一瞬雲が切れました。待ち続ければ全容を現してくれるはずなのですが、帰りのバスの時間もあるので。
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ここからはほぼ下りになります。「芦ノ湖」が更に大きさを増してきました。
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下山路の途中から。「湖尻」と「桃源台」も見えるようになってきました。
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膝の痛みを堪え黙々と下ります。
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日も射してきて、「冠ヶ岳」「神山」が日に映えています。
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ここが登山道の終端(始端)です。長い苦難の道でした(^^;)。
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「湖尻水門」です。下界はポカポカ陽気です。
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もうすぐ「桃源台」です。ここいらの紅葉はまだまだ見事でした。
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「桃源台」のゴール受付です。道端にへたり込んで撮っています。疲れました(^^;)。
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昼食です。食べる前に撮るのを忘れてました。決して食べ残しではありませんので念のため(^^;)。
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有名な芦ノ湖の海賊船です。本当に良い天気になってきました。
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持参のブランデーと小田原かまぼこで車中反省会を(^^;)。

 忘年会明けの二日酔いの朦朧とした頭で出かけます。体調は頗る悪く、車中ではぐっすりと寝込んでしまいました。今日は小田急電鉄主催ののんびりハイク&ウォーク「長尾峠、芦ノ湖展望公園より仙石原、芦ノ湖を望むコース」です。

 午前8時に参加者を乗せた小田急箱根高速バス2台は新宿小田急ハルク前を出発します。今回は箱根湯本駅から路線バスでスタート地点に向かうコースと、新宿から高速バスで直接スタート地点に向かうコースに分かれていて、私は後者に参加することにしました。

 冒頭のように体調が優れないため、スタート地点の「箱根湿生花園」に到着するまでの2時間をほとんど寝て過します。到着した箱根の天気は概ね晴れ。ただし、山頂方面は雲が厚く垂れ込め、眺望が余り望めそうも無くチョッと残念です。気温は左程低くなく、ジャケットもそのうち脱ぎ捨ててしまいそうな気配がします。

 コースは舗装道路から「仙石原、湖尻自然探勝歩道」に入り、穏やかな早川沿いの道を歩きます。周りには箱根篠竹(女竹)といわれる直径1aほどの細い竹が群生しており、箱根西麓の植生の特徴を成しています。遠くに目を移すと、金時山、長尾山、丸岳などの箱根外輪山がくっきりと姿を現していて壮観です。案の定この時点で既に汗が噴出し始め、薄手のシャミース1枚で歩くことにします。

 仙石地区にはゴルフ場が多いのですが、その中の大箱根カントリークラブをぐるっと巡るような形で1時間ほど歩くと、「長尾峠入口」に着きます。前回の湯坂路と同じ箱根であるにもかかわらず、ここいらの紅葉は既に終わり、朽ち果てた枯葉になっているものが多く、余り精彩がありません。

 「長尾峠」に向かう山道に入ると、いきなり急登が始まります。ご多聞に漏れず、ここの山道も木の根が露出した細い急登で、ピッチの合わない木の階段に苦しめられます。ここでは追い越すなんてもっての他、どうぞお先にと幾度と無く道を譲り休息をとります。悪戦苦闘すること50分。やっとのことで「長尾峠」に到着します。

 「長尾峠」からは展望が開け、仙石原、芦ノ湖、駒ケ岳の大パノラマが広がっています。しかし、相変わらず厚い雲が垂れ込め、どんよりとした寒々しい風景です。暫しの休息タイムでしたが、汗を掻いた肌着と薄手のシャミースでは涼しいどころか寒くて震えてしまいます。体を温めるためすぐさま腰を上げ先を急ぐことにします。

 峠と言うからにはここが最高部かと思いきや、更に箱根外輪山の尾根まで登る急登が待ち受けています。彼此15分くらいの急登だったでしょうか、やっとの思いで「長尾峠」の分岐まで辿り着きます。これからは暫く尾根道歩きになりますが、どうしてどうして、ホッと一息付かせてくれない、アップダウンの激しい尾根道です。

 この尾根道は箱根スカイラインの有料道路と平行して走っており、繁茂する篠竹の隙間から箱根スカイライン脇の草地に出ることが出来、霊峰富士山が眺められます。この雲の多さでクッキリとまではいきませんが、久しぶりに雄大な富士山の様子を見ることができました。しかし、吹き付ける北風は事の他冷たく、再びジャケットを着込むと、早々にコースに戻ります。

 東側には箱根外輪山に囲まれた盆地のような箱根を眺め、西側には広大な裾野を持つ富士山や愛鷹山を眺めながらの尾根道歩きは続きます。相変わらずアップダウンの激しい尾根道です。途中の「富士見ケ丘展望公園」からは、再び富士山の全容が眺められます。雲も大分取れて、頂上付近までクッキリと姿を見せてくれ始めました。しかし、指もかじかむような強い北風に、写真を数枚撮ると背を丸くして先を急ぐことにします。

 「富士見ケ丘展望公園」を過ぎると尾根道はほぼ下りとなります。ところが生半可な下りではありません。スキーで言えば恐怖心から腰が引ける斜度45度くらいのド急斜面です。しかし、急斜面だからこそ遮るもののない芦ノ湖、駒ヶ岳、湖尻の大パノラマが眺められ、箱庭のような美しい風景に甚く感動させられます。

 彼此45分ほどの急な下りを体感すると、程なく「湖尻水門」の登山口に降り立ちます。「湖尻」は明るい初冬の光に溢れ、山頂での曇天が嘘のような暖かい天気です。「湖尻水門」からは芦ノ湖キャンプ村を抜け、芦ノ湖を巡る箱根海賊船で有名な「桃源台」にスタートから4時間後の14時にゴールしたのでした。

 再び小田急箱根高速バスで帰路に付きますが、バスの出発までまだ1時間の余裕があります。「桃源台」のレストランで昼食を取り、車中の酒肴を購入するなどして時間を潰し、15時10分に「桃源台」を後にしたのでした。朝方の二日酔いも激しい運動でいつしか解消したにもかかわらず、再び車中で迎え酒反省会と相成った私でした。

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