秩父路長瀞宝登山臘梅ハイキング
年月日 2006/02/04(土)
天候 晴れ
場所 埼玉県秩父郡長瀞町
ルート 長瀞駅→(60分)→宝登山→(60分)→長瀞駅                                   歩行距離9`、所要時間2時間00分(休憩時間含まず)
その他 長瀞駅から真っ直ぐ伸びている宝登山神社参道を直登すれば、ほぼ1時間で迷うことなく山頂に到着します。神社から頂上まではつづれ折の山道でチョッと体力を要しますが、標高差350bを頑張って登りきりましょう。

詳細地図はこちらから(国土地理院提供)


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スライドショウの開始
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秩父鉄道「長瀞駅」です。関東の駅百選に選ばれています。
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宝登山神社の大鳥居です。この参道を真っ直ぐ行けば、道に迷うことなく宝登山頂上です。
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電池が無いもので、いきなり蝋梅園です。引きもきらず老若男女が訪れていました。
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素心蝋梅です。似たような種類に満月蝋梅があるのですが、私には違いが分りませんでした。
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晴れ渡った青空にくっきりと。コントラストが綺麗です。
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これも素心蝋梅...かな?。
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まだ蕾も多く、来週、再来週辺りが見頃かも。
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これも素心蝋梅。満月蝋梅はもっと丸い形らしいのですが...。
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これは3つ目の種類、和蝋梅です。花芯部が紅紫色ですぐ分ります。
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和蝋梅は艶やかさは素心蝋梅に負けますが、やや大輪です。
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これも和蝋梅です。花弁が大きく開いているのも特徴です。
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もしかしたら、これが満月蝋梅?。
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近くで見ると、本当に蝋のように艶々した花びらなのです。
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満開の木と蕾も出てない木があったのですが、種類が違うのでしょうか。
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隣の梅園は開花までまだ程遠い状況でしたが、いずれこの蝋梅に取って代わるのでしょうね。
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可愛いペアの素心蝋梅です。
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蝋梅越しにギザギザの山容の両神山が見えます。
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蝋梅園の一部です。遠くに奥秩父の山並みが見えます。
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宝登山から秩父方面を眺めます。飛び出してる山は武甲山です。
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ロープウェイも運行していますが、1時間くらい歩いて登りましょう。
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福寿草がひっそりと咲いていました。
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登りでは電池残量の関係で撮れなかった宝登山神社です。
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秩父神社、三峯神社と並んで秩父三社と呼ばれています。
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再び長瀞駅に戻ってきました。まだ12時です。
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三峰口方面行き電車を待ちます。
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西武秩父駅のレストランで。私の昼御飯です。
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セルフタイマーで撮ってみましたが、見当外れの所を撮ってますね。
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帰りの車中のお友達です。チョッと飲みすぎたようです。

 二十四節気の立春の日の今日は、春とは名ばかりで、日本列島には寒気団が南下し東京も猛烈な寒さに襲われています。何時に無く本格的に厚着をして出かけたのは、秩父鉄道とJR東日本の合同開催のイベント「秩父路長瀞宝登山蝋梅(ちちぶじながとろほどさんろうばい)ハイキング」です。

 西武池袋駅6時50分発の西武特急「ちちぶ5号」の車窓からは雲ひとつ無く晴れ渡った青空が見渡せ、遥か彼方にはくっきりと雪を頂いた霊峰富士が姿を見せてくれています。しかし、私の心は曇っていたのです。何故なら、前夜フル充電したばかりのカメラのバッテリーの残量が、いつの間にか残り一目盛りになってしまっていたのです。点けっ放しにすると2分で自動的に電源が切れるオートパワーオフ機能が壊れたのでしょうか。原因究明は後回しにしても、どうやって今日の山歩きの記録を撮るか頭を悩ませます。最悪、携帯電話のカメラで記録するしかありません。

 重い気分で降り立った秩父鉄道「長瀞(ながとろ)駅」は、氷点下5度の予想とは裏腹に風は冷たいものの燦々と日が射して左程寒くありません。受付を済ませると早速コースに飛び出しますが、思うように風景を撮ることもままならず、バッテリーを気にしながらの山歩きになります。

 コースは至って単調で、駅から一直線に「宝登山(ほどさん)神社」の参道を進めば難なく今日のポイント「蝋梅園(ろうばいえん)」に辿り着くことができます。しかし、宝登山神社を過ぎる頃からやや勾配のあるつづれ折の山道となり、案外手こずりながら標高差350余bの頂上を目指すことになります。もちろん厚着の判断の誤りを後悔しながら。

 長瀞駅からほぼ休むことなく汗を滴らせて1時間ほど山道を登ると「宝登山蝋梅園」に到着します。今年の冬の厳しい寒さの影響でしょうか、まだ蕾の状態の花も多く約4割方の開花状況といったところのようです。花の少ないこの季節に直径2aほどの黄色い可愛らしい花を咲かせ、寒々しい空気を一新するような上品な甘い香りを漂わせて我々を迎えてくれています。この蝋梅は花の色や質感が蜜蝋に似ていて、開花時期が梅と同じ頃であるといったことから蝋梅と呼ばれるようになったと言われています。

 残り一目盛りのバッテリーの残量のため、撮影する毎に電源をオフにしながら蝋梅を撮り続けます。それほど広い園内ではありませんが、花を求めて30分ほど徘徊したでしょうか、それでも心配するほどにバッテリー残量も減らず、取り敢えずは目的の花を撮影できてホッと一息です。

 蝋梅を除けば後は見るべきものも無いこの季節の宝登山ですから早速下山に転じます。帰りはショートカットを使ってのんびりと1時間ほど費やして長瀞駅まで戻ります。今回は何ともあっけない短時間の山歩きと相成りましたが、長瀞周辺には宝登山から野上峠を越えて秩父鉄道「野上駅」に下りるコースや野上駅から葉原峠を越えて秩父鉄道「波久礼駅」に下りるコースなどもあり、イベント以外で今後チャレンジしてみたいところです。

 帰りは「長瀞駅」から「御花畑駅」に戻り、そこから歩いて数分の西武鉄道「西武秩父駅」で14時25分発の特急「ちちぶ28号」を予約すると、定番の一人反省会をやるべく駅構内のレストランへ向かいます。二合徳利とつまみの定番モツ煮込みで45分ほど冷えた体を温めた後電車に乗り込み早々に池袋を目指したのでした。

 今回の反省点は何と言っても事前の確認の大切さでしょう。何事でも慣れてくると注意力が疎かになるものです。今回のバッテリーの問題も出発前に再チェックさえやっておけば何かしら手は打てた筈ですが残念でなりません。それにしても残り一目盛りでも案外シャッターが切れることが分り、こうやって画像の編集をやりつつ改めてバッテリー君の頑張りに感謝しています。ところで、案外酷使しているこのカメラ、修理に出す必要があるか否か今悩んでいるところです(^^;)。

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