座禅草鑑賞ハイキング
年月日 2006/02/11(土)
天候 晴れ
場所 埼玉県秩父市荒川日野
ルート 武州日野駅→(10分)→矢通反遂道→(5分)→如意輪観音堂→(20分)→寺沢川風車小屋→(10分)→寺沢川座禅草園地→(40分)→弟富士山→(10分)→浅間神社→(5分)→武州日野駅                                   歩行距離6`、所要時間1時間40分(休憩時間含まず)
その他 今回は目的の座禅草が咲いていなかったので、随所を歩き回りルート通りには歩いていません。よって一般的なルート及び所要時間として掲載していますので念のため。

詳細地図はこちらから(国土地理院提供)


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スライドショウの開始
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秩父鉄道御花畑駅です。私はここに来ると何時もここで朝食です。
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天ぷらそば(350円)です。珍しく関西風の味付けです。
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武州日野駅に到着です。降り立ったのは私一人でした。
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駅頭の案内板ですが、案外アバウトでそれらしき道が駅前に見つかりません。
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人里の家々や田畑を抜けると林道に入ります。
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勾配の急なI舗装道路がかなり長く続きます。
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途中から左に折れて土道を行くことにします。
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そこそこ傾斜がありますが、大したことはありません。
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隧道(トンネル)です。チョッと気味が悪かったです。
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僅か30bの隧道です。隧道には墓穴へ通じる道の意味もあるので尚更気味が悪かったです。
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如意輪観音堂です。堂内には著名な絵師の天井絵やほおづえを付いた観音様が祀られているそうです。
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寺沢川に沿ってのんびりした風景が広がっていました。
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道標は随所にあって迷いませんが、目的の座禅草の自生地が出てきません。
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水車小屋がありました。水が凍って回っていませんでしたが。
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林道に入り、道端の雪塊も目立つようになってきました。
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寺沢川の小さな流れも随所で凍っていました。
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ここが座禅草の自生地を持つ民宿「山翠荘」です。
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この先に自生地があるのですが、蕾さえ出ていないと分ってショックでした。
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気を取り直して熊倉山にチャレンジです。
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登山口までかなりの傾斜が続きます。
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汗水たらして熊倉山の登山口に到着です。
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ところが通行禁止の標識と遥か先には樹木で通せんぼがしてあるんです。
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目的も無く道標に従って歩き回ります。
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峠と言っても小高い丘みたいな場所でした。
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峠を下ると人里に下りてきます。何度も犬に吼えられました。
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たまご水とは何ぞや。降りてみることにしました。
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安谷川の清らかな流れです。
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結局たまご水とは何か分らず、再び戻ってきました。
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色気の無い今回の山歩きで、唯一色気のある実でした。
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駅まで数分のところにある浅間神社です。
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富士山の10分の1の大きさの弟富士山(おとふじやま)登り口です。
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やっと山歩きらしくなってきました。
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頂上の石碑です。富士山と同様、合目ごとに石碑があるんですよ。
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季節になるとなかなか植物の種類も豊富なようです。
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頂上の祠です。
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セルフタイマーで撮ってみました。
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武州日野駅に戻ってきました。
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帰路も私一人だけ。寒々としたホームです。
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西武秩父駅に戻り反省会ならぬ残念会を。
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さすが今回は1本残しました。

 例年に無い寒さに各地の山野草の芽吹きも遅れているようです。もしかしたら芽吹いてない可能性もあったのですが、今日は秩父鉄道「武州日野駅」から2月中旬から咲くと言われている「座禅草」の自生地を目指します。

 西武鉄道「西武秩父駅」で下車し、秩父鉄道「御花畑駅」で「三峰口」行きに乗り換えます。駅の寒暖計は気温1度を指していますが、燦々と日が射し風も無くむしろ暑いくらいです。

 目的地の「武州日野駅」に降り立ったのは私一人だけです。駅前にはアバウトな案内図があり、左右どちらに進めば良いか迷います。秩父鉄道から委託されている駅員さんでしょうか、手持ち無沙汰そうな老年の駅員さんに座禅草の開花状況を園に確認してもらった後、道を教わり足を進めます。

 道は山里に点在するの家々と田畑の間を縫って続いています。ものの10分も歩くと舗装された林道に差し掛かります。舗装道路はかなり勾配がきついため、ショートカットのトンネルの隧道を歩きます。トンネルを抜けると荒川地区の山里が開け、穏やかな農村の風景が広がっています。しかし、何処も人の気配が無くひっそりと静まり返っています。ただ飼い犬だけにはけたたましく吼えられましたが。

 道は「如意輪観音堂」を右に見て直進し、水車小屋を過ぎると、徐々に勾配がきつくなってきます。樹木も覆いかぶさるように増えてきて、木陰の雪塊も融けないでしっかり残っています。一汗掻いて林道を登りきると民宿「山翠荘」があり、ここの敷地内に目的の座禅草の自生地があるのです。しかし、出てきた民宿の親父さんの話では、この寒さでまだ全く芽吹いてなく、例年より10日くらい遅れているとのこと。出発時の一抹の不安が現実のものとなりました。しかし、これも自然のなせる業ですから腹を立てても仕方ありません。胸のカメラと背負った三脚の重さが殊更重く感じられます。

 目標を見失い如何ともし難い状況になり、仕方なくUターンすることにします。時間的に見て今からの山登りはかなり厳しいとは思われましたが、行けるところまで行ってみようと、予定を変更して背後の高山「熊倉山」(1426b)に挑戦することにします。しかし、一汗も二汗も掻いて登山口を目指したものの、やっとのことで到着した登山口には無情にも通行止めの立て札が。もう踏んだり蹴ったりです。

 こうやって、かなり無駄な時間を費やした上、詳細な地元の地図も用意していなかったため、後は道しるべに従って近辺の散策と決め込みます。寺沢川と安谷川に沿った遊歩道を散策し、浅間神社からカタクリの自生地として有名な「弟富士山(おとふじやま)」(385b)を登り、スタートから3時間後、些かやけっぱちな気分で「武州日野駅」に戻ってきたのでした。

 後は「西武秩父駅」に戻って反省会ならぬ残念会を開き、何時になく早々と車中の人となった私でした。酔って詠んだ一句「七重八重 花も咲かずに座禅草 実の一つだに なきぞ悲しき」なんて、盗作でしょうか(笑)。と言うことでTOPページの「心和む一枚」の写真は今回はありませんので悪しからず。

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