福寿草の四阿屋山と日本一の節分草園地を訪ねる
年月日 2006/03/12(日)
天候 晴れ
場所 埼玉県秩父市両神村
ルート 節分草園→(20分)→押留コース入口→(40分)→山居広場→(10分)→福寿草園→(30分)→車道→(35分)→薬師の湯                                   歩行距離3.5`、所要時間2時間00分(休憩時間含まず)
その他 可憐な節分草を筆頭に春の息吹を満喫できるコースです。四阿屋山(あずまやさん)は低山ながら危険な箇所もあり、軽い気持ちで登る山ではなさそうです。

詳細地図はこちらから(国土地理院提供)


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スライドショウの開始
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秩父鉄道御花畑駅に三峰口行き電車が入ってきました。
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三峰口駅です。関東の駅百選に選ばれています。
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バスに乗り込んで彼此1時間。まだ動きません。
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節分草園に到着です。老若男女が引きもきらず訪れていました。
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甘酒の無料サービスや味噌おでん、焼きソバの屋台も出ていました。
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節分草園です。一面の節分草が分りますか?。
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かなり広いので、じっくり花との逢瀬を楽しめます。
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何とも可憐な花ですね。暫し節分草の独演会を。
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(o^-')b グッ!
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(o^-')b グッ!
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これは節分草ではありませんよ。アズマイチゲです。
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節分草園を後にして。
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四阿屋山(あずまやさん)へ向かう一コース押留(おとも)コースです。
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直登気味の山道に誰しも大汗をかいていました。
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道標ごとに小休止を取ります。
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さっきまで私の後ろだった人があんなに先に行っちゃったァ。
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やっとのことで福寿草園です。
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冬の花の少ない季節には鮮やか過ぎる花です。
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オオイヌノフグリです。どうしてこんな名前を。
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蝋梅がまだまだ鮮やかでした。
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福寿草と蜂。
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紅梅です。まだ蕾も多そうです。
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これは園芸種の福寿草ようです。
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和蝋梅です。遠目には枯れた葉のように見えます。
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コブシの蕾です。子供の握りこぶしに似ていると言うのですが。
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ここにもアズマイチゲが咲いていました。
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サンシュユの蕾です。ミズキ科の花で、秋には真っ赤なグミの実を付けます。
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福寿草園の全貌です。正面に武甲山が遠望できます。
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ここから先が四阿屋山への最後の登りですが、危険らしいので引き返しました。
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アセビの花です。ヨーロッパ風の照明器具にそっくりです。
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下山に転じ、尾根道を下ります。
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道路を横断して更に下山を続けます。
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山道もそろそろ終わりです。
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何故か中国風な山門の四阿屋山登山道入口です。
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法養寺薬師堂です。守護尊である薬師如来は秩父十三仏の一つです。
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山門も歴史を感じさせてくれます。
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ゴールの道の駅「両神温泉薬師の湯」です。
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再び三峰口駅に戻ってきました。
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電車の待ち時間に駅前で。
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のんびりした町並みです。
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今回の反省会のつまみは「わらじトンカツ」です。

 3月の花の時期に2週続けて会社の行事が入り、短命な山野草との逢瀬の機会を失しはしまいかと焦りを感じていましたが、どうしても逸る気持ちを抑えられず、本来であればのんびりと疲れを癒したい日曜日の今日も出かけてみることにしました。今日は秩父鉄道のイベント「福寿草の四阿屋山(あずまやさん)と日本一の節分草園地を訪ねる」です。

 秩父路を目指す時はいつの頃からか「特急ちちぶ5号」が定番になり、今日も6時50分発のその電車に池袋から乗り込みます。終点西武秩父駅で御花畑駅8時24分発の秩父鉄道に乗り換え終点三峰口を目指します。

 三峰口の天候は薄曇の雲間から明るい春の光が差し込み、秩父地方とはとても思えない暖かさです。半袖のTシャツの上に薄手のシャミースと中綿ジャケットという春バージョンの井出達でも直射日光の下では汗がジットリと滲んでくるほどです。

 ここから両神村堂上の「節分草園」までは秩父鉄道が設えた貸切バスで向かうことになります。しかし、バスが満席になるまで待たされます。如何せん電車の本数が少なく、おまけに乗降客も少ないのでなかなか満席になりません。結局1時間もバスの中で待ちぼうけをする結果となり、満席になるのを待ってやっとのことで「節分草園」に向けて出発したのでした。

 バスで20分ほどの両神村堂上の「節分草園」は節分草祭りの真っ只中です。様々な屋台が立ち並び、甘酒の無料サービス、味噌おでんや焼きそばの販売なども行われています。我々の団体のほかにも様々なハイキング団体やグループや家族で鑑賞に訪れた人が多く、狭い入場券売り場付近はそれはそれは芋を洗うような混雑振りです。

 しかし一歩園内に足を踏み入れると、人の往来はそれなりに激しいのですが、案外広い園内でゆっくり節分草を眺めることが出来ます。その節分草ですが、さすが日本一の規模を誇るだけあって、可憐な白い花が辺り一面白い絨毯を敷き詰めたようで実に見事です。節分草はキンポウゲ科の多年草で、その白い花びらのように見えるのはガクで、実際の花びらは中にある小さな黄色い雄しべ状のものなのです。直径2aほどの小さな可愛い花ですから囲いの外から撮ると小さすぎて表情が良く分かりません。時に腹這いになり衣類の汚れなど気にせず接写レンズを通して間近から逢瀬を楽しみます。彼此30分ほど会話を楽しんだでしょうか。しかし、まだイベントの途中ですから長居は出来ません。後ろ髪を引かれる思いで渋々「節分草園」を後にコースに戻ることにします。

 腰を上げ「節分草園」から歩くこと20分で「押留(おとも)ハイキングコース」への登り口に着きます。ここから次の目的地「福寿草園」までは標高差僅か250b程度ですが、かなり直登気味の急勾配が続きます。ペースを崩さず黙々と登り続け、汗を滴らせて1時間ほど登り切るとやっとのことで「福寿草園」に到着します。「福寿草園」では当然のことながら福寿草がいたるところで満開となっていて、蝋梅や紅梅も時期をやや過ぎたとは言えまだまだ綺麗に咲き揃っています。

 「福寿草園」を抜けると道は四阿屋山(あずまやさん)の頂上に向かう最後の登り道と秩父十三仏法養寺薬師堂に下る道に別れます。四阿屋山は771.6bと低山ですが、頂上付近には垂直に切り立った岩場があるらしく、登山はなるべく控えるよう主催者から注意があったこともあり、私は登りを断念して下りに転じます。

 後は法養寺薬師堂を経由してゴールの道の駅「両神温泉薬師の湯」を目指して下るだけです。下りは四阿屋山の尾根道をアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げていきます。天気も徐々に下り坂になってきてポツリポツリ雨も降り出しました。約1時間ほど下ると歴史を感じさせる立派な古刹が目の前に現れます。ここが県の文化財法養寺薬師堂で、室町末期の造営と推定され、目薬師として眼病に霊験あらたかだと言われています。

 ここからゴールの道の駅「両神温泉薬師の湯」までは歩いて数分の距離です。薬師の湯では帰りのバスの時間が限られているので入浴はお預けとし、ゴールした人が満員になるのを再び待ってバスは三峰口駅を目指します。それからは例の如く、西武秩父駅へ戻って反省会をやった後、ほろ酔い気分で特急ちちぶ号の車中の人となった私でした。

 今回は節分草を初め福寿草、蝋梅、紅梅、アズマイチゲ、コブシなど数多くの春の草花に出会うことができました。4月に入るといよいよ昨年の春に再会を約した「カタクリ」の季節になります。今から西武秩父線芦ヶ久保駅から登る「山の花道」に想いを巡らしている私です。

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