台東区浅草「東武浅草駅」です。
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6時20分発の快速電車です。2時間の禁煙状態はきつかった(笑)。
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東武日光駅に着きました。空気が冷たく気持ちが良いです。
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日光市役所です。昔は「大名ホテル」と言われたホテルだったんです。
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日光二荒山神社の建造物で国の重要文化財に指定され、平成11年12月に世界遺産に登録された「神橋(しんきょう)」です。
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「男体山(なんたいさん)」(2484b)です。まだたっぷりの雪が。
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田母沢(たもざわ)御用邸記念公園です。
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大正天皇の避暑のために建てられた和風宮殿様式の建物です。
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旧田母沢御用邸跡は「日光田母沢ホテル」となっています。ただし、現在は工事中でした。
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冬季休業後、再開初日の日光植物園入口の様子です。
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園内から「女峰山(にょほうさん)」(2484b)がくっきりと眺められました。
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コウヤミズキの花です。準絶滅危惧種に指定されています。
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ハナネコノメソウの花です。1aにも満たない小さな可愛い花です。
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ショウジョウバカマの花です。我が世の春とばかり至る所で花を咲かせていました。
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タンチョウソウの蕾です。山地の岩場や岩壁に生えてイワヤツデの別名を持ちます。
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おなじみカタクリの花です。この地方はやはり寒いのでしょう、チョッと遅れてますね。
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尾瀬を有名にしたミズバショウです。小さい時は可愛い花なのですが。
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こちらのカタクリももう暫くの辛抱ですね。
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レンゲツツジの花です。時期的にチョッと早いかと。
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ショウジョウバカマの群生がありました。鮮やかな色で目立ちます。
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花名の由来は、紅色の花を能装束の空想上の動物「猩々(しょうじょう)」の赤い毛と見立て、葉を袴と考えたものだと言われています。
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3万坪の植物園内は適度にアップダウンがあり良い運動になります。
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トキワナズナの小さな可愛い花です。マクロでアップにしてもこれくらいです。
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茎の先に1個の小さな花をつけますが、株の本数が多いのでご覧のように多数の花になります。
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ウチワノキの花です。韓国から日本に持ち込まれ、1939 年に小石川植物園で初めて開花した花だそうです。
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アメリカミズバショウの群生です。黄色いのが特徴です。
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本当にスミレは分りません。スミレサイシンのようでもあるし、タチツボスミレのようでもあるし。
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園内は自然の地形を利用し、小川や池も随所に配置されています。
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ミズバショウもまだこれくらいだと可愛いのですが。
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ザゼンソウがありました。ほとんどが朽ち始めていました。
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日光の北西40`に尾瀬はありますが、きっとまだ蕾だと思われます。
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アカヤシオの花です。別名アカギツツジで、葉に先立って花が咲くのが特徴です。
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チョウセンレンギョウの花です。韓国が原産で、レンギョウに比べると4枚の花弁が分離して見えます。
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この池にはミズバショウの大群生がありましたが、余り精彩がありませんね。
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ふと土筆(ツクシ)を見つけました。本当に久しぶりに見ました。
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ニリンソウの花です。必ずしも茎に花を2個付けるからニリンソウとは限りません。葉の形状で見分けるしか。
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ニリンソウは成長すると白一色になりますが、蕾のころはほんのり桜色です。
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これはキクザイチゲのようです。
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ニリンソウの可憐な蕾です。
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植物園の中で簡単なハイキングができます。
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アオキの実です。何時も艶やかです。
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アカヤシオの木に見知らぬ鳥が。
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アカヤシオの花です。なるほどまだ葉は出てませんね。
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ミズバショウのUP。なるほどザゼンソウに似てますね。
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園内から大谷川にある小さな渓谷を眺められます。
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男体山の雪解け水を集めてかなり冷たそうです。
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対岸にはウォーキングコースが走っています。
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対岸に並ぶお地蔵様。何回数えても数が合わないことから「化け地蔵」と言われています。
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東京大学大学院理学系研究科に属する赤屋根の研究室です。雪を冠った女峰山が望めます。
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木々の隙間から男体山も。
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再びトキワナズナの大群生です。
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タチツボスミレでしょうか(^^;;。
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おなじみゼンマイです。
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これはなかなかのカタクリではないですか。
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再びショウジョウバカマの賑やかな花をどうぞ。
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ヒマラヤユキノシタの花です。チョッと派手すぎやしませんか?(^^;;。
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清楚なニリンソウにはやはりホッとします。
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出口間近に咲いていた本日最後のニリンソウです。
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ヤシャゼンマイです。準絶滅危惧種に指定されています。
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さあ、植物園に別れを告げて帰路に付きます。
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田母沢御用邸記念公園を右手に見ながら下ります。
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道端に咲いていたスミレです。
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日光でホテルと言えばここ。「日光金谷ホテル」を正面に眺めながら下ります。
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ここを登ると日光東照宮ですが、私は先を急ぐことにします。
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東武日光駅に戻ってきました。
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駅前のレストランで。この後かなりお酒のお代わりを。
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この普通電車で下今市まで行き、特急電車に乗り換えます。
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帰りの特急電車の中で更にもう1本。かなり飲み過ぎました(^^;;。
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最近、節分草、座禅草、カタクリ、アズマイチゲなど春の山野草を求めて歩き回っていますが、今日も新たな出会いを求めて日光の地へ出かけて見ることにしました。場所は「国立大学法人東京大学大学院理学系研究科附属植物園日光分園」です。長たらしい厳めしい名称ですが、いわゆる通称「日光植物園」のことで、昨年8月にレンゲショウマを観賞に出かけて以来8ヶ月ぶりの日光の地です。
東武浅草駅6時20分発の快速電車に乗り込み8時24分に東武日光駅に到着します。駅前はチョッと冷え込んでいますが、それでも明るい日が射し、薄手のジャケットで丁度良い気温です。植物園までの行程は至って単調で、東武日光駅前を走る国道119号線を右折して日光東照宮方面へ向かい、東照宮手前の信号を左折して国道120号線に入り道なりに暫く進みます。ゆっくり歩いても片道3.5`45分の緩やかな上り坂のウォーキングトレイルです。
日光植物園は昨年12月1日から昨日までの長い冬季休園期間を経て約5ヶ月振りに今日4月15日に再開したのです。案外この日を心待ちにしていた方も多かったようで、朝早くから植物愛好家の方々が一眼レフ片手に園内を散策する姿を数多く見かけます。私もその一員となり、それから2時間、雄に3万坪の広さを有する園内を歩き回ったのでした。
園内には日本の高山及び温帯から亜寒帯に生育する種類、並びにそれらに関係の深い外国の種類が集められています。自生のものも含めると、シダ植物約130種、裸子植物約70種、被子植物約2,000種(双子葉類1,750種、単子葉類250種)が生育しています。樹木の類は、特に日本の温帯に種類の多いカエデ属、サクラ属、ツツジ属の植物が多数集められています。草の類は林内や林縁に植え込まれていますが、特殊な生育環境を必要とする種は、ロックガーデン(高山植物園)、ボッグガーデン(湿原植物園)、シダ園で栽培されています。
個々の植物の説明は写真のコメントに譲ることとしますが、植物園とは言え、何度も出かけている埼玉県秩父地方と比べると花の付きは遅いようです。緯度はたった1度しか違いませんが、日光の地はやはり埼玉県より寒かったようです。植物園から眺められる「男体山」「女峰山」の頂上にはまだくっきりと残雪が残っていました。
山野草との逢瀬を十分楽しんだ後、夏には再びレンゲショウマの観賞に訪れることを約して植物園を後にします。45分かけて再び戻った東武日光駅前で昼食にしますが、花に心を癒されても何となく満たされぬ気持ちでつい自棄酒になってしまいました。こうやって編集作業をやりながらも激しい頭痛に苛まれている私です(^^;;。