箱根旧街道を歩く
年月日 2005/09/18(日)
天候 快晴
場所 伊豆箱根バス箱根関所入口バス停
ルート 関所入口バス停→(5分)→箱根関所跡→(15分)→ケンペル・バーニー碑→(15分)→箱根馬子唄碑→(25分)→甘酒茶屋→(20分)→見晴茶屋→(30分)→畑宿寄木会館                                    歩行距離7`、所要時間2時間30分(休憩時間含まず)
その他 箱根旧街道は関所跡から畑宿へのコースと、畑宿から関所跡へのコースでは難易度がかなり違います。前者は大半が下り坂で難なく歩けるでしょう。反面後者は終始急な上り坂でかなり汗を搾り取られます。まあ山登りの雰囲気を味わいたかったら後者、体調等に不安があったら前者にした方が良いと思います。いずれにしろ、石畳は滑り易いので細心の注意で歩いてください。

詳細地図はこちらから(小田急提供)


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スライドショウの開始
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「芦ノ湖」北端「湖尻」です。こんな所に来る予定ではなかったのに。
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「芦ノ湖」です。ワカサギ釣りのボートがもうこんなに出ています。
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「仙石原」のススキの群生地です。ウォーキング終了後に立ち寄る予定でしたが。
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抜けるような青空の下、秋色が忍び寄っています。
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ススキの穂先には以前登った「金時山」が。
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ススキの群生に混じって「ホトトギス」の花が。
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一面のススキの群生。10月に入るともっと色が濃くなっていることでしょう。
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「桃源台」からこの海賊船「バイキング号」で「芦ノ湖」を縦断します。
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箱根町から見た富士山です。赤茶けた肌に雲が妙な形でかかり、余り見栄えは良くありませんでした。
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箱根街道杉並木の入口です。
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涼しい空気が漂い、気持ちの良いウォーキングロードです。
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この標識の下部「歩道橋を渡り700b先入口」の言葉で道に迷わされました。
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箱根の山を紹介したドイツ人医師ケンペルと箱根の自然保護を訴えたイギリス人貿易商バーニーの碑です。
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石畳です。コース唯一の上りかも知れません。
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緑陰に吹き渡る風は涼しく、気持ちの良いウォーキングです。
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急な下りの石畳です。白く見えますがほとんど緑に苔むしていて、滑らないよう細心の注意を払って下ります。
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途中「甘酒茶屋」で一休みします。
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「甘酒茶屋」の内部です。アイス抹茶を頂きました。
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当時の急坂の様子を伝える立て札です。
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七曲の舗装道路を下って、道は再び右側の旧街道へ。
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箱根旧街道を「畑宿」に抜けました。
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歩くことが当然の往時の人々の生き様をみる思いがします。
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「畑宿」に到着です。箱根土産で有名な「寄木細工」の産地でもあります。
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湯本行きのバスを待つ間、この茶店で冷たい白玉ぜんざいを頂きました。

 いや〜、慌てん坊の自分を露呈してしまいました。今日はまず箱根の旧街道を歩くことにしていたのですが。

 ここ数日、秋を思わせる涼しい毎日が続いています。山歩きには絶好の秋晴れの小田原駅に降り立ちます。駅東口のバスターミナルから箱根方面行きのバスに乗り込むと、持参したコンビニおにぎりで腹ごしらえです。

 流れる車窓の風景を眺めつつバスに揺られていると、何となく停留所の名前に違和感を感じます。どうも立てたスケジュールには出てこない名前です。「宮ノ下」「小涌園」「早雲山」???。

 やってしまいました。行き先の違うバスに乗り込んでしまったようです。ここで途中下車したのでは益々迷うこと必至です。仕方なくそのバスの終点「湖尻」まで行くことにします。当初の目的地は「芦ノ湖」南端の「箱根関所跡」です。しかし今私が立っているのは「芦ノ湖」北端の「湖尻」です。全く正反対の場所に来てしまいました。

 慌てても仕方ありません。すぐさまスケジュールを立て直し、バスで10分程度のところにある「仙石原」のススキの群生をまず見に行くことにします。ススキの群生地は既に秋色に染まり朝日に照らされた背丈2メートルほどのススキが辺り一面を覆い尽くしています。抜けるような青空に箱根外輪山の緑が鮮やかです。初秋の爽やかな空気とは裏腹に日差しはまだ強く、少しくTシャツに染みを作り始めます。

 しかし、やはり当初の目的地の箱根旧街道が気になります。30分程度でススキの穂たちとお別れをし、踵を返してバスで「桃源台」へ戻ります。ここから「芦ノ湖」を煌びやかな観光船「バイキング号」で縦断して箱根関所のある箱根町へ急ぐことにします。

 箱根町で下船すると、すぐさまウォーキング開始です。当初の8時スタート予定がこの失態で10時にずれ込んでしまいました。それにしても不親切なウォーキングコースです。ポイントポイントの標識がほとんどありません。地図を広げ、お店の方に伺い、地元の住民に伺い、行きつ戻りつしながら足を進めます。

 コースは「箱根関所跡」から寄木細工で有名な「畑宿(はたじゅく)」までの約7キロで、逆コースで歩くのとは異なりほぼ下りとなる案外楽なコースです。しかし、その大半が鬱蒼とした森の中の石畳を歩くため、苔むした石に足元をすくわれながらの案外冷や汗物のウォーキングとなります。いや、逆コースで歩いた方々のご苦労に比べれば大したことのない苦労でしたが。

 コースは緑陰の石畳や炎天の舗装道路を交互に歩きながらどんどん下っていきます。途中「甘酒茶屋」でお茶を頂き足を進めます。まだまだ照りつける太陽は厳しいのですが、吹き渡る風は既に秋のそれであり、前回ほどの大汗をかくことも無く、熱中症的体調にもならず、約3時間で目的地「畑宿」にゴールしてしまいました。

 バスを間違ったことにより若干ロスが生じてしまいましたが、それでも午後1時ごろには「箱根湯本」に戻ることが出来ました。恒例の一人反省会兼昼食会を湯本のお蕎麦屋さんで盛大(?)に開催した後、今日は小田急ロマンスカーでは無く小田原経由の東海道線で帰路に付いたのでした。足元はほろ酔い加減でフラフラだったような記憶があります。

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